小論文の考え方の一例「高齢化社会」その1
- 6th 7月 , 2007 by admin in 小論文頻出テーマ
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小論文の頻出テーマ「高齢化社会」に対する考察の一例を書きます。参考になさってください。
まず、課題に取り組むために、資料をよく調べてる必要はあります。知識を得ようと努力することはとても良いことで、評価されるべき態度です。しかし、小論文というものは、課題に対してどれだけ考えて、自分なりの意見(主張)を述べることが出来たかが、重要な採点基準となります。試験本番で、まったく知識のない分野の課題が出たとき、自分で疑問を導き出し考える力がついていれば、あわてないですみますね。ですから、外部から得た知識にたよって、一般論や抽象論でうまくまとめ上げてしまうのではなく、知識はあくまでも参考にしながらも、自分ならどう考えるか、どこかに疑問点はないだろうか、と必ず自問自答を行うように心がけましょう。
そのためには分析メモを書く習慣をつけましょう。そこではしばしば、高齢化社会についての知識、情報を書き出し整理することが分析の中心となりがちです。そうするとあなたがこれらの点についてどう考えているのかが、十分引き出せないままで終わってしまう可能性があります。あなたが多量の知識をもっているのでしたら、そこから自分自身の生活と照らし合わせて考えを進めてみまることが大切です。もし、現在の状況の社会のままであなたが高齢者になった時、何が不安ですか? どういう生活だったら安心できると思いますか? 課題文にも、書いてある内容を十分に理解し読込んだうえで自分だったらどう思うか、どう考えるか、何を望むか、という現実的な視点から社会全体を見つめ、分析を進めていくと、さらに深く身近な問題として捉えることが出来ると思います。
高齢化社会についての考えを深めるためにはもう少し具体的な方法を考えてみましょう。福祉制度や医療の充実を進めていくためにかかる費用は、どこから出されるべきだと考えますか? 誰が負担しますか? 労働者の税金負担が増加して、現在でさえ経済活動に支障が出てしまっているわけですから、解決策としては疑問が残ってしまいますね。では、どうすれば良いでしょう。そこで、負担の少ない制度改革について考えてみるとどうでしょうか? また、高齢者が積極的に社会参加できるようにするには、どうすれば良いと思いますか? あるいは、老人を労働人口に取り込めるような雇用制度はどんなものか、そのとき何か問題点はないか、とさまざまな視点で考えを深めてみましょう。そうすることで、新たな気づきが見つかり、最終的に、自分自身で考えた結論を見つけ出すことが出来るようになります。
具体的な対応策としてただ結婚を早くすれば出生率が上がるわけではないはず。もう少し視野を広げて考えてみることも大切です。女性が働いて経済的に自立することは、はたして経済活動の低下につながるでしょうか? 個人のライフスタイルの変化、教育費の負担増加や、育児休暇などの社会制度が、晩婚化とどのように関わりあっているのか、さらに高齢化社会の問題へどのように繋がっていくのかを、あなたなりに探ってみましょう。